column

物々交換で、本がお米などになった話。その2/小野正誉

今回、拙著を希望者にお送りして、その代わりに何かを送っていただくという物々交換企画。

その続きのお話です。

さて、何が届いたのか。

まずは、農業をしておられる方からは、お米と大豆。

私が玄米を食べると知り、わざわざ白米と玄米に分けて送ってくださいました。

あとは、大豆。なかなか大豆そのものを買うことはないのですが、大地から採れたといわんばかりの立派なもの。さて、どう調理するか・・・

次は、お食事券。

よく行かれるお気に入りのお店の食事券を送ってくださいました。

その方は東京にお住まいなので、もちろん私も使うことができます。

「焼酎をキープしているので、飲んでもらってもいいですよ」との心配りも。嬉しいですね。

続いては、文房具。

前回ご紹介した塾(コミュニティ)で、お気に入りの100均グッズを紹介する回がありました。

そこで紹介されていて、私が「いいね」したペンを覚えてくださっていて、送ってくださいました。これも日頃の交流があってこそ。

次は、ラーメン。

久留米にお住まいの方から、「小野さんは、お酒飲みますか?スイーツも召し上げりますか?」と振りかあったので、どちらが届くのだろうとワクワクして待っていたのですが、届いたのは、久留米名産のラーメン。

どうやら私の家族のことを考えて皆で食べられるものにしてくださったのだとか。心配りが嬉しいですね。

他には、宮城県の名産の詰め合わせ。

松島のりをつかったおかきなどおつまみ系、宮城米のパック、レトルトカレー、ドリップバッグのコーヒーなど、単身赴任生活を想定した品々。詰め合わせは、少しずつ楽しめるので最高ですね。早速いただきましたが、どれも上質で美味しい!

という感じで、それぞれに思いのこもった品々が届きました。

これが、指定の口座にいついつまでにいくら支払ってください、といっていればとこうもいかなかったでしょう。

家の畑でたくさんキュウリが採れたからとか、親戚からお土産をたくさんもらったのだけど食べきれないので、とかいうように近くにいる人にものを差し上げることはよくあること。

そして、必ずといっていいほど、お返しがついてきます。

それは、お金が存在しない時代の物々交換とは異なりますが、何かをもらえば、代わりに何かを差し上げるという文化のようなものは、昔からありましたよね。

そこには、必ず会話が生まれ、心が通っていたはずです。

なかなか人とリアルで会えないこのご時世。

毎日のようにzoomで顔を合わせている仲間とも、メッセージのやり取りをし、その中で心が通いあったように思います。

今回は、そんなちょっと不思議で貴重な体験をしたというお話でした。