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トリドールの社内公募制度って?実際に公募で異動した社員に聞いてみた。~Part2~

トリドールでは、人材開発企業としての取り組みの一環で社内公募制度(以下、公募)を導入しており、毎年30名ほどの社員が公募を通じてキャリアステップを踏んでいます。
しかし、巷では、公募は上司と部下の関係性に影響が出るのでは・・・など、ネガティブな噂も。
そこで、前回に引き続き公募を利用して異動した社員に、応募の経緯などリアルな思いを聞いてみました。今回は、食品安全管理部のお二人に伺いました!

梅谷 彩夏 / 食品安全管理部 海外食品安全課

2016年入社。丸亀製麺で店長を務めた後、教育研修課マニュアルチーム、教育チームを経て現在は海外食品安全課にて海外店舗の衛生及び品質の管理を担当。実はイラストを描くのが得意で、トリドールを代表するイラストレーターをひそかに目指している。日本と変わらぬクオリティの丸亀を全世界に広めることを目標に業務に励んでいる。

相田 晋吾 / 食品安全管理部 食品安全企画課

2018年新卒入社。丸亀製麺で店長を経験。営業経験を積む中で、学生時代から興味のあった衛生関連業務に携わりたいと強い意志を持つ。公募を通じ、2020年2月に食品安全管理部へ異動。食べることも好きだが、作ることも大好きな料理男子。現場スタッフが、“本物のおいしさ”を安心・安全に提供できるよう、商品手順書関連の業務に勤しんでいる。

なぜその一歩を踏み出せたの?周囲の反応は?

逸見 理紗子
まずは、応募したきっかけを教えていただけますか?
梅谷 彩夏
入社時から、将来は海外で活躍したいというキャリアビジョンを描いていたんです。
海外食品安全課の公募が出ているのを知ったとき、海外で活躍できるチャンスだし、今までの経験が活かせるかもしれないと感じ、挑戦してみようと思いました。
相田 晋吾
私も梅谷さんと似ている部分があります。大学で食物栄養を専攻しており、入社前から食品衛生の分野に興味がありました。営業部で現場経験を積んだ上で、自分の得意分野を活かしたいと思っていたところ、公募を知り、これだ!と思いました。
逸見 理紗子
なるほど。お二人とも、以前から描いていたキャリアを見据えた上での応募だったのですね。
しかし、自身の希望とマッチしていたとしても、そう簡単に踏み出せるものではないと思います。異動前の部署の方との信頼関係が崩れないか、異動後に上手く馴染めるかなど不安はなかったのですか?
梅谷 彩夏
いや~もちろんありましたよ。
相田 晋吾
ありましたね。
梅谷 彩夏
私の場合は、前部署での教育研修の対象者に対して裏切りのような形になってしまうのではないかと思いました。当時、私は新卒社員(以下、新卒)の担当をしていて、今後も彼、彼女らの成長を支えたいと思っていました。ですので、新卒の教育研修中に来年の研修について話している際、「こんな話をしておきながら、来年は教育研修課にいないなんて、無責任だな。」と思うなど葛藤がありました。

逸見 理紗子
それは複雑な思いですね。
相田さんは営業部からの異動ということで、また違った思いがあったのではないでしょうか?

 

相田 晋吾
そうですね。店長だったので、お店を離れることに対する不安が大きかったです。自分が今抜けたらお店は大丈夫なのかとか、今まで沢山の事を教えていただいたマネージャーやパートナーさんを裏切るような形になるのではないかとか考えていました。

梅谷 彩夏
そうだよね。私も営業部から異動する際はそんな気持ちだったな。
逸見 理紗子
そんな中、なぜ応募に踏み切れたのでしょうか。
梅谷 彩夏
私は応募するか悩んでいたら、教育研修課の先輩方から、「今までの経験が活かせるだろうし、新しいことにチャレンジしてみればいいじゃん!」と後押ししていただいたので、踏み出すことができました。
逸見 理紗子
ということは、応募することを前の部署の方も知っていたということですか!それは異例ですね。一般的には、周囲に相談する方は少ないと思います。※
私だったら、採用が確定するまで、いや、確定しても自分からは相談も報告もしませんね。

(※トリドール社内公募制度の守秘義務・・・公募をしたことに関し所属長や他社員への報告は不要。応募内容について、公募希望部門ならびに主管部門は応募したことの秘密を漏らしてはいけない。)

相田 晋吾
びっくりです。私も逸見さんと同じ考えで、実際に、事前の相談は一切していませんでした。上司に言って評価が下がったら・・・とか、もし説得されて自分の気持ちが変化したら・・・、とか考えていましたね。応募に踏み切れたのは、やはり、自分自身の思いが強かったからですかね。周囲に相談したとしても、結局決めるのは自分次第だと思います。

逸見 理紗子
採用が確定した後の上長や先輩、パートナーさんの反応はどうでしたか?
梅谷 彩夏
私は、最初から応援していただいていたので、喜んでいただきましたね!
相田 晋吾
私の上長も、反対されるかもと心配していましたが、「大変なこともあると思うけど、頑張ってね!」と言ってくれたし、パートナーさんも応援してくれました。少しだけ申し訳ない気持ちや不安もありましたが、これまでお世話になった分、頑張ろうと思いましたね。

 異動先部署での不安、実際はどうだった?

逸見 理紗子
私も異動を経験しているのですが、その際に不安に思ったのが、希望の部署にどんな人がいるのか分からないといということでした。そのあたり実際はどうでしたか?
梅谷 彩夏
私は東京本部内での異動でしたが、そこの不安は確かにありましたね。食品安全管理部って、専門家が勢ぞろいしているイメージで、冗談なんて言わない人が多いのかとか思っていました。
相田 晋吾
私も応募時はそう思っていました。
梅谷 彩夏
でも、面接時に、具体的な業務内容の説明に加え、部署にどういう人がいてどんな雰囲気なのかまでお話しいただいていたので、そのあたりの不安は解消されていきましたね。
相田 晋吾
実際に一緒に働いてからも、面接時にお話しいただいていた以上にフランクな雰囲気で、ホッとしましたね。

逸見 理紗子
業務の教育体制に関してはどうですか?
梅谷 彩夏
分からないことは自分から尋ねて教えてもらっています。でも私は入社5年目で、今までの経験を加味してもらった部分もあると思うので、頼ってばかりではいられませんね。進んで自己学習しています。充実しているので全然苦ではないですね。
相田 晋吾
私も自己学習はしていますが、自分が分からないほどの専門分野に関しては、一つひとつ教えてもらっています。

これまでの経験はどう活かされているの?

逸見 理紗子
今までの経験が活かされているのはどんなところですか?
梅谷 彩夏
むしろ今までの経験がないとできないことばかりですね。現在はコロナの影響で全く海外に行けなくなったのですが、本来ならば、海外の店舗に行って、商品の衛生・品質管理をチェック、指導して回るんです。丸亀製麺のえび天が曲がっていないか、麺が伸びていないかなどもチェックするのですが、営業部で学んだ商品作成の知識・技術、そして店長としての指導法も全て活きていますね。
相田 晋吾
それは、確かに営業部の経験がなければできないことですね。
梅谷 彩夏
マニュアルの正しい知識や活用法、教え方など教育研修課で学んだことも活かされています。現在行っている、衛生関連を管理するフードセーフティチェックブックの英訳業務も、一つひとつの言葉の意味合いやニュアンスなど、衛生の知識が長けていても現場経験がないとできないことですね。
相田 晋吾
私も営業部での経験がないと今の業務はできていません。商品手順書のチェックは、厨房機器を実際に使っていたからこそ、使用上の注意点や工夫点を提案できます。また、品質を維持する方法が分かるため、衛生面だけでなく、おいしさの観点からも手順書を工夫することができます。店舗スタッフに配信する、フードセーフティニュースの作成においても、店舗で見落としがちな衛生管理のポイントが感覚的に身についていることが役立っていますね。トリドールは手づくり・できたてにこだわっているため、現場経験は重要だと思います。
梅谷 彩夏
そうですね。現場での経験があるからこそ、店舗スタッフとの信頼関係を築くことができているというのも大きいですね。

キャリアを見据えた異動。今は何を目指している?

逸見 理紗子
それぞれのキャリア実現に向け、現時点での目標はありますか?
梅谷 彩夏
コロナが終息して海外に行けるようになったら、海外店舗を一人で回れるようになりたいです。トリドールの店舗を回り、“世界の商品衛生・品質管理トレーナー”として活躍したいですね。
相田 晋吾
私は、手順書関連の業務を全て任されるようになりたいです。今は自分が確認した後に上司に最終チェックをしてもらっているので、自分が最終チェック者になれるまで成長したいです。
梅谷 彩夏
食品安全管理部のチームが一丸となって、国内外でもっと食品衛生・品質のレベルをアップさせ、安心・安全でおいしい商品がより多くの人に認められるようになりたいですね!

とにかく飛び込んでみるのって、アリなの?

逸見 理紗子
興味がある部署があっても、公募を通じた異動に抵抗がある人は多いと思います。そういった方へ向け、メッセージをいただけますか?
梅谷 彩夏
そうですね。一つの事を極めるのももちろん大事だと思うのですが、せっかく色々な経験ができるトリドールにいるので、やりたいことに挑戦しないと勿体ないです。新たな経験をすることによって、その先の自分の成長にもつながると思うんです。
逸見 理紗子
確かに、入社前にイメージしていた以上に、トリドールは様々な経験をさせてもらえますね。
しかし、お二人のように自分のやりたいことが決まっている人もいれば、そうではない人もいると思いますが・・・
梅谷 彩夏
もちろん、現在の業務が充実していて、もっとそこで輝きたいと思っているのであれば、無理に応募する必要は無いと思います。ですが、やりたいことが分からないという人でも、公募を検討することで、これまでの仕事の棚卸ができたり、将来ビジョンについて改めて考えるきっかけになったりするのではないでしょうか。
相田 晋吾
確かにそうですね。また、求人票を見るだけでも他部署の業務を知れる貴重な機会になると思います。その上で、もし少しでも興味を持ったら挑戦すべきですね!
私は営業部からの異動だったため、一緒に働くスタッフに対する様々な想いから、躊躇う気持ちが理解できます。ですが、チャレンジ精神を大切にするトリドールにいるわけですから、必ず周りは応援してくれると思います。
周囲に対し、“申し訳ない”“逃げのような形になるかも”と心配になる方もいるかもしれません。でも、これまで培った経験を活かして、部門や部署を超えた違うフィールドでも輝くことができれば、違った形で、一緒に働いていた先輩・上司・パートナーさんに恩返しができると考えています。
社内だから、どこの部署に居ても繋がっていますし、目指すものは一緒ですから、チャレンジすることでもっと会社、社会に貢献できることもあると思います!