そんな高卒採用も今年で6年目。
スタート当初は手探りで始めたものの、経験と知識を蓄積し、トリドールらしい採用スタイルが固まり始めました。
今回は、これまでの実績と今年のテーマをみなさんにお届けしていきます!
なぜ、高卒採用が始まったの?
大卒採用が始まるまでは中途採用一本で行ってきており、その理由としては、研修や受け入れの体制が整っていなかったからなんです。
その頃(2009年あたり)のトリドールといえば、出店を急速に進めている時期で、多い時で3日に1店舗のペースで新店が開いていました。
会社の成長に追い付いていなかったんですね。
そんな状態にありつつも、当初より新卒採用の重要さは感じており、早く体制を整えねばと、水面下で動いていたんです。
そこからやっと2013年入社の大卒採用がスタートします。
そして、大卒1期生の入社から2~3年が経過したころ、彼らの活躍も目に見えてきたので、満を持して高卒採用がスタートしました。
高卒採用の思いがけない壁!?生徒に直接アプローチできない…。
高卒採用は大卒採用と違い、学校の先生を通じて採用活動を行います。
採用担当者が話せる相手は学校の先生のみ。直接生徒へ求人を勧めることは*基本的にはできません。
(*ハローワーク主催の合同説明等では、生徒へ直接求人案内をすることが可能。ただし選考に関するやり取りはハローワークや学校を通して行うことが決まりとなっています。)
学校を訪問し、先生へ求人説明を行い、先生が「生徒に勧めたい」と思った求人のみが、生徒へ紹介されます。そのため先生や親御さんに安心してもらえる会社でないと選考につながりません。
トリドールは挑戦する社風もありながら、各地域で多くの経験や知見を積み重ねた地盤の固まった企業です。そんな様々な魅力を、どう伝えていくかが採用担当者の腕の見せ所でもあります。
また、学校にとっては卒業生が長く働けているかという点も、信頼関係構築のポイントとなっています。社会の変化もありますが、長く働ける環境を提供し続ける、というのも私たちの使命だと考えています。

採用時のテーマとは?
高卒採用では、「丸亀製麺の理念を理解して共感できる人」を採用時のテーマとして掲げています。
トリドールでは、Toridoll-er’s Valueという人材要件がありますが、高校生にも分かりやすいよう以下の言葉を中心にお伝えしています。
“人を喜ばせること、人の為に何かをしてあげることが好き”
“調理・接客が好き”
この2つにマッチする人物像で、各学校へと求人案内を行っています。
丸亀製麺のこだわりである、「手づくり・できたて」「オープンキッチン」を理解し、
丸亀製麺だからこそのやりがいを感じていただきたいと思っています。
また、今年度は地元で安心して長く働けるようにと、自宅からの通勤を前提とした募集を行っています。
これは、着実なキャリアを築けるよう、生活環境の変化はなるべく与えず、より業務に集中できるように考慮してのものです。
コロナ禍での採用活動。オンラインでの見学会も実施予定。
今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、例年行っていた約2,000校への高校訪問は
自粛となりましたが、新しい方法で学校へのアプローチを行える良い機会でもあり、YouTubeやオンラインで先生への説明会などを実施しています。
また、生徒への見学会もこのような状況下でも安心してご参加いただけるように7月下旬よりオンラインでの実施をしていきます。
会社の説明だけでなく、店舗の紹介映像も流し、オンラインでも仕事の内容がイメージしやすい様、作成しています。
実は飲食に興味のある高校生も意外と多い!
今年度はコロナの影響により全体的に飲食の求人が減少しています。
そんな中、株式会社丸亀製麺の2021年度の入社人数は50名を予定しています。
飲食はアルバイトを通じて就職をイメージしやすい職種でもあり、調理技術やコミュニケーションスキルを高めることができる点や、経験を積み重ねた分だけ成長を感じやすい点を魅力として興味を持つ高校生は多くいらっしゃいます!
皆さんの身近にいる高校生でも就職を検討している方にぜひ声をかけてみてください。
今後の丸亀製麺を一緒に盛り上げていく仲間を増やしていきましょう!

伊東 将吾
2018年中途入社。前職は銀行マン。丸亀製麺の高卒採用担当責任者として従事。
これからも全国各地の高校生のために頑張っていきます!

森 貴弥
2017年に2期生の高卒社員として入社。丸亀製麺に配属され、店長経験後に採用担当として従事。現在、丸亀製麺の新卒・中途社員の採用に携わっています。
今後も、何事にも挑戦していきます!

編集古里 栞
編集局編集長/ 2013年、大学卒業後化粧品会社へ入社。ビューティーアドバイザーとして新宿某百貨店にて勤務。トリドールへは2016年に入社し、大卒採用に3年半従事。その後組織戦略課へ異動し、ブランディング強化策として本メディアを立ち上げる。メディア視点で組織を強化し、より強固なブランドにすることを目指す。